がけっぷちライフ

これはリア充になるまでの僕の物語

新型コロナウイルスについて考える5

こんばんは。がけっぷちマンです。

 

今日は、新型コロナウイルスについて少し真面目に考えてみます。

 

① 発生状況 (4月4日データ)

国内で今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の感染者は2,935例。
死亡率は2.3%

 

年齢別にみると、20代~60代まで均等に発生しているように見えます。

また、東京での発生が圧倒的な数字になってきていることが読み取れます。

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000618978.pdf

 

全体的には右肩上がりでまだ増加している時期のようです。

 

② 検査実施人数

こちらのデータから各都道府県ごとの検査実施人数を読み取ることができます。

これまでの累計値のようなので、各都道府県での検査可能数ではないことに注意が必要です。

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000618981.pdf

 

分かることとしては

・全国での検査数は4万弱、そのうち約2900名が陽性であり、陽性率が7.1%

・東京では陽性率20%。

 

考察としては

・東京がほかの地域に比べて検査を実施した場合の陽性率が高い

 →本当に疑われる人にだけ検査をしていないのではないかと考えられます。

 

この点はよくテレビで問題視されている点でしょうか。

 

③ 抗体検査について

迅速に検査可能な検査法が求めれられています。

しかし、国立感染症研究所が公開しているデータを見てみます。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/9520-covid19-16.html

 

発症後6日後までの患者の血清では検出はほぼできない

発症後1週間で25%の確率で検出できる

発症後13日以降でほぼ100%で検出できる。

 

すなわち、発症してすぐの段階では(インフルエンザの検査のような簡単な)検査では精度よく陽性患者を抽出することはできない。

一方で、重症化している患者(発症後に時間がたっており、体内に抗体ができている状態)に対してはある程度の信頼性をもって陽性と判断できる検査としてクリニック等で使用できるのはないか。

 

*これは用いる抗体などの種類によりデータが異なるため、一概には言えないことに注意したい

 

PCR技術を主軸とした検査をより充実化させて、多くの検査を受けることができる体制を準備することが大切に思われる。ただし、PCRの検査は専門性が高いために、多くの検査を日本中で迅速に実施することができない点がむつかしいところである。

 

さて、今日はお義母さんがマウスを作ってくれました。

マスクも少なくなってきて助かります。

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家から出ない=マスクも使用しない

一つ一つそれぞれができることを実施することでこの非常事態に向き合っていきましょう。